神奈川県の子どもの貧困と、地域のつながり
2016年の神奈川県の貧困率は7.7%、ひとり親世帯の貧困率は45.6%とされています。
そして、地域コミュニティの繋がりが弱まっている今、貧困世帯の子どもたちへの支援をいかに届かせるかが課題になっています。
そんな中、地域の子どもたちへの食事の提供、居場所づくりを行っていることから、こども食堂の役割が大きくなってきています。
(出典:横浜市「横浜市子どもの貧困対策に関する計画」,2016)
「こども食堂」って知っていますか?
近年、「こども食堂」という言葉をよく耳にします。
皆さんご存知でしたか?
横浜市では、貧困層の子どもが6〜7人に1人に上るという状況だそうです。
とてもびっくりしました。
満足にごはんを食べられていない子どもたちが、そんなにもいる。
イチゴスとして、できること
居てもたってもいられず、
イチゴスとして、何かできないか?
そう思い、戸塚区にある「なないろのあした食堂」さんに話を伺いに行ってきました。
「なないろのあした食堂」について
なないろのあした食堂さんは、戸塚の近隣のこどもたちを対象に、隔週火曜日の夕方に活動されています。
ボランティアによる宿題や遊びの支援があり、みんなで一緒に夕ごはんを食べることを目的とされているそうです。
お話を伺っている間も、元気なこども達が次々と食堂に入ってきました。
その日はカレー。
こども達は勢いよくカレーを食べて、「ごちそうさまでしたー!」とまた勢いよく食堂を出ていきました。
笑顔でモリモリ、カレーを口いっぱいに頬張っているこども達の姿が、とても印象的でした。
「果物は高くて、なかなか手が出せない」
そうおっしゃったのは、なないろのあした食堂事務局長の須田キャプテン。
こども達からとても人気者で、食堂の温かい雰囲気も、須田キャプテンとボランティアさんたちがつくる空気そのもの。
輝かしい未来があるこども達が、夢を諦めずに育ってほしい。
『なないろのあした食堂』、通称『ななしょく』という名前には、
「こども達の明日が、未来が、七色に輝いてほしい」
そんな願いが込められているそうです。
イチゴスのいちごを、こども達へ
イチゴスのいちごを届けたい。
この食堂に来るこども達にも、笑顔になれる食べ物を届けたい。
そんな想いから、これまでに数回、イチゴスのいちごを提供させていただいています。

いつか、
「あのとき食べたいちご、美味しかったなぁ」
そんなふうに思い出してもらえたら嬉しいです。
一日や一食が、すべての未来へと続きますように。

イチゴス横浜とは?
詳しくはイチゴス横浜とは?のページをご覧ください。